⼦どもを伸ばすのは成⻑の⾒える化
こんにちは、町⽥こどもMURA園⻑の阿部です。
あなたはピグマリオン効果というのは
ご存知でしょうか?
簡単に⾔うと
「先⽣が期待すると⼦どもは成⻑する」
というものです。
1964年に教育現場での実験として、
サンフランシスコの⼩学校で、
ハーバード式突発性学習能⼒予測テストと
名づけた普通の知能テストを⾏ないました。
そこで試験官は学級担任に
「このテストは数ヶ⽉後に
学習の成⻑が伸びる⽣徒を分析するテスト」
と伝えています。
実はこれは全くウソで
ただの学習テストです。
そこで、ハーバードの試験官は
テスト結果など気にせず
ランダムに⽣徒を選んで
「この⽣徒たちが数ヶ⽉後に
学習の成⻑が⾒込めます。」
と学級担任に伝えました。
そして、本当にその選ばれた⽣徒は
学習成果が⾒られました。
つまり先⽣の期待が実際に⼦どもたちに
ものすごい影響を与えたということです。
これとは逆に
「ゴーレム効果」
というのがあります。
アメリカの⼼理学者ローレンタールが提唱したもので
先⽣が⼦どもを無関⼼だったり評価が低いと
本⼈のパフォーマンスが低下するというものです。

また、似たもので
「プラシーボ効果」
というのもあります。
偽薬効果と⾔われるものです。
お医者さんから
「この薬が効きます!」
と偽薬を渡しても、
本来の薬と同じくらいの効果がある。
というものです。

3つの共通するものはなにか?
「⾃分が信頼している⼈からの
期待が⾔葉がものすごく⼈に影響する」
ということです。
⼦どもにとって
信頼している⼈って
誰でしょうか?
もっとも影響与えているのが
先⽣と親御さんです。
だから当園では
「成⻑の⾒える化」
にこだわっています。
保育園でこんな成⻑があった
こんなことができるようになった。
それを動画や写真
レポートで毎⽇お伝えしていきます。
コドモンというアプリの連絡帳を
使っています。

サンプル写真が掲載できずに
本当に残念です。
実際に通っている園児のお⺟さんは
祖⽗、祖⺟、妹が毎⽇連絡帳を⾒るのを
楽しみにしているらしくシェアしているそうです。
そして、当園では
1ヶ⽉に1回は本格的な
『発達発育レポート』
というものを作成して
シェアしております。
4⽉は8ページ5000⽂字にもなりました。

実際のレポートの⼀部です。
ぜひ、お⼦さんの個性や才能を伸ばしたいなら
成⻑の⾒える化これを意識してみてください。
習い事の先⽣に追加料⾦払っても
「レポート作ってください。」
と⾔うのはお⼦さんの成⻑にとっては
かなり有益だと思います。